久しぶりの歯医者さんでした。
(約1ヶ月ぶり)

「こんばんは〜。お久しぶりですね。
 その後仮歯のお加減はいかがですか〜?」

「え〜と。
 ここが厚すぎて口の中の容量が狭くなったのか
 とにかく話しづらいです。
 それと。
 前歯と歯ぐきの隙間に水分が残ってる感じがして
 なんか気持ち悪いです」

お姐さんってば文句ばっかり(笑)

「あ〜、わかりました。
 それじゃあ少し削りますね」



それがなんとまあ。

削るためには仮歯を外さなければいけないんですが、なんとも強力な接着剤らしく、まず歯を削るアレで接着剤を剥がし、それからインプラントのネジを外すという、簡単に言うほどすぐには取れない代物だったのでした。


「くっ・・・」

などと力を入れる様子が漏れ聞こえ
(目の上にはミニタオルが乗せられ何も見えない状態のため)
接着剤を剥がすのに相当苦労しているご様子。

私といえば
「Dr.の手が滑って器具が口の中に刺さったらどうしよう・・・」
と。
(以前、女性Dr.で経験あり 泣)

ですがそこは男性。
数分の格闘の末無事接着剤も剥がれ、仮歯が外されました。
(前歯のない私って…微妙 笑)


背後で「キュイイイイイイイン」という音とともに仮歯が削られているようでしたが、暇つぶし用のTVに見入っていたためとんと気づかず。
(TVチャンピオンだったし)

「じゃ、一応薄くしてみて上の部分も歯間ブラシが入りやすいようにしましたのですがどうですか〜?」

いきなりそう言いながら仮歯を差し込んでくれました。

(舌先で仮歯を触りながら)
「あっ、薄いです。はい。大丈夫みたいです」

「そうですか。それではまた留めてておきますね〜。
 一応ですね、これはプラスチックなので削れるし盛れますので一番使い勝手のいい状態になったら、それで型を取ります。
 本物はその形で作りますから、不具合があったらどんどんおっしゃってくださいね〜」

「ありがとうございます」

「はい、じゃ留めま〜す」


またもやグリグリとネジ止めをして、その後異臭を放つ接着剤をネジ穴に詰めること詰めること。
一瞬呼吸困難に(笑)

「それでは接着剤が乾くまでもう少々お待ちください。
 口は楽にしていいですよ〜」


こうして仮歯のサイズが変わりました。

そして会計を待つ間、私が最初に確認したことは

「サ行の発音」

なのでした(笑)

いや〜〜〜〜、久しぶりに息漏れしません。
「久しぶり」って以前は「しさしぶり」でしたから。

ららら〜〜〜〜♪

はっきり発音できるって素晴らしい!

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